【電子レンジの危険性】それでもあなたは使い続ける？電子レンジの真実【マイクロ波がヤバい？】

あなたは電子レンジの怖いうわさを聞いたことはありませんか？

本記事では上記のような電子レンジが危険である、といううわさの真相に迫ります。

もしあなたが…

そう考えるのであればぜひ最後までお付き合いください。

私は健康運動指導士兼アスリートフードマイスターとして10年以上人の健康に携わっていますので信頼して頂いてOKです。

電子レンジの危険性についてのうわさ５選

何気なく普段から使用している電子レンジですが、この電子レンジが身体に害のあるものだとしたら…

考えるだけで恐ろしいですね。

このようなうわさが数多く出ているので、まずはどんなうわさがあるのかチェックしていきましょう。

それぞれみていきましょう。

電子レンジが発がん性物質を作り出してしまう

電子レンジを使うと「発がん性物質」を作り出してしまうといううわさが一番多いようです。

電子レンジの電磁波や加熱する際の振動が原因だと唱えている人が多いのですが、うわさばかりでソースはありませんでした。

食品の栄養素を壊す

電子レンジの電磁波によって、食品の栄養素が壊されてしまうといううわさがあります。

加熱した時点でたしかにビタミンなどの一部栄養素は減少してしまうかもしれませんが、それは電子レンジに限ったことではありません。

こちらも特に根拠は見つからないうわさでした。

マイクロ波が身体に悪影響を及ぼす

電子レンジは、マイクロ波という電磁波の一種を食品にあて、食品内の水分が振動することで加熱する仕組みになっています。

振動で熱が発生する仕組みは、例えば、火起こしとかをイメージするとわかりやすいと思うのですが、摩擦でシュシュシュって火を起こしますよね。

電子レンジもざっくりいうと同じで、振動によって熱を発生させています。

そのために使用されているマイクロ波が発がん性があるのではないかとうわさがありました。

しまいには「電子レンジは核の子供だ」という人もいます…。

うわさは恐ろしい…。

電子レンジが兵器のもとになっているから危険

電子レンジの開発秘話として、以下のようなうわさがあります。

「開発者のパーシー・スペンサーが軍事レーダーの実験中にポケットの中のチョコレートが溶けていたことから、マイクロ波を調理に応用して電子レンジを作った」というもの。

しかし、そのうわさも都市伝説レベルの話らしいです。

スペンサーが電子レンジを発明したのは1945年である。また、1947年にはレイセオン社から製品が出荷されるに至った。なお、スペンサーが作動中のマグネトロンの前に立っているとポケットの中のチョコバーが溶けているのに気づき、それが電子レンジの発明に繋がったなどのようなエピソードが伝わっているが、それらは都市伝説であり事実ではない。

※Wikipediaより引用

上記の通り、兵器との関係もデマである可能性が高いです。

ロシアでは電子レンジは危険だから禁止されている

ロシアでは電子レンジの使用を禁止していたようです。

100％本当だと言えるソースは見つけられませんでしたが、たしかに多くのニュースサイトで記載がありましたので、このうわさはどうやら本当のようです。

In Russia, microwave ovens were banned in 1976 because of their negative health consequences as many studies were conducted on their use. The ban was lifted after Perestroika in the early 90’s. Numerous documents can be found online relating to this subject.

※apparentlyapparelより引用

上記を翻訳すると、「ロシアでは多くの電子レンジの研究がおこなわれた。その結果、電子レンジは身体に悪影響を及ぼすことが分かったため、1976年に禁止した。その後、1990年代初めのころに、”ペレストロイカ”によって解除された。この内容に関連する文章はオンラインで数多くみつかる。」と記載されています。

たしかに「電子レンジの危険性」を認知し、しっかり規制した国はあるようですね。

上記のソースでは、うわさの域を出ません。

電子レンジが危険といううわさは全部嘘！？

電子レンジのうわさについて確認していきましたが、恐ろしいうわさの数々…。

リサーチしていてびっくりました。ほんの少し私も電子レンジが怖くなってきた…。笑

ここからは、安心して電子レンジを使い続けるために、うわさはある程度デマであり、電子レンジは危険なものではないよ！という根拠を紹介していきます。

電子レンジの使用により健康被害はないという結論が出ている

電磁界情報センターより電子レンジは健康被害がないことが提示されています。

電子レンジは、2.45ギガヘルツ（GHz）の電磁界（マイクロ波）を発生させて調理をおこないます。マイクロ波を照射すると極性をもつ水分子を繋ぐ振動子がマイクロ波を吸収して振動・回転し、温度が上がり、その熱が食物を調理します。ただし、電子レンジのスイッチを切った後は、レンジの庫内にも食物にも、マイクロ波エネルギーが残存することはありません。

※電磁界情報センターより引用

マイクロ波は電子レンジ内のみの話であって”レンジの中に入らなければ問題はない”ということらしいです。（入るかーー）

特に眼球とか、睾丸はマイクロ波で損傷する可能性があると記載がありました。…恐ろしい。

マウスの実験である程度安全が担保されている

電子レンジにマウスを入れてしまうと明らかに危険なのは誰でもわかりますが、マイクロ波は危険なのでしょうか？

マウスにマイクロ波（無線周波数（RF））を浴びせた実験がおこなわれていました。

結論を述べると、「危険がどうかは判断できない」ということらしいです。

つまり、安全とも言えるし、もしかしたら危険かも、という可能性もあるということになります。

In large studies published in 2018 by the US National Toxicology Program (NTP) and by the Ramazzini Institute in Italy, researchers exposed groups of lab rats (as well as mice, in the case of the NTP study) to RF waves over their entire bodies for many hours a day, starting before birth and continuing for at least most of their natural lives. Both studies found an increased risk of uncommon heart tumors called malignant schwannomas in male rats, but not in female rats (nor in male or female mice, in the NTP study). The NTP study also reported possible increased risks of certain types of tumors in the brain and in the adrenal glands.

※AMERICAN CANCER SOCIETY（アメリカがん協会）より引用

翻訳すると…「オスのマウスでは悪性神経鞘腫という心臓腫瘍のリスクが上がっていた。メスでは変化がなかった。脳、副腎に特定の種類の腫瘍リスクが高まる可能性が報告されている。」とのこと。

後述では、「人間に与える影響はわからない」と記載がありました。

電子レンジは正しく使えば危険ではない

ここまでの解説で、少し疑念は残りますが、正しく使えば電子レンジは危険ではないというのが有力ですね。

では、電子レンジの危険な間違った使い方をいくつか確認しましょう。

それぞれ解説していきます。

アルミホイルを電子レンジに入れる

アルミホイルを電子レンジに入れて加熱するとスパークが起こります。

これは電磁波、マイクロ波が影響しており、スパークが発生すると、容器、食材、レンジ内に付着している油、ホコリなどに着火して火災となる危険性があります。

天然ボケでは済まされないので要注意です。

爆発する食材は避ける

電子レンジ内で爆発する食材として、卵が有名ですが、他にも火災の例があります。

以下の食材は700Wの電子レンジで規定の時間加熱すると爆発する危険性があります。

調理中はなるべく電子レンジの近くに待機しておいた方がよさそうですね。

プラスチックは溶ける可能性がある

誰しも一度は電子レンジでプラスチックを溶かしてしまった経験があるのではないでしょうか？

溶けるだけで済めばいいのですが、食品内に成分が溶け出し、気づかぬ内にプラスチックを食べてしまっているかもしれません。

プラスチックは食べたくないと思いますので注意しましょう。

電磁波が怖い…電子レンジの代わりなるものは？

「電子レンジは安全だと理解しても、やっぱり電磁波は怖いし、なるべくなら使用頻度を減らしたいな…」

そういう方もいらっしゃると思うので、電子レンジの代用品を紹介します。

その名も「オーブントースター」です。

オーブントースターも実は「遠赤外線」という電磁波の一種を使用するのですが、電子レンジとオーブントースターでは、加熱の方法が全然違います。

表面から焼くため、細胞が壊れにくいと言われています。

また、遠赤外線は人間や植物からも放射されており、別名「育成光線」と呼ばれています。

岩盤浴も遠赤外線ですよね。

害という害はないそうで、遠赤外線は電磁波の仲間ですが、安全性の高い電磁波といえるでしょう。

◆電磁波の遠赤外線の位置

※HOME　PLAN　KIYOTAKEWEBサイトより引用

電子レンジでしか調理できないものを除けばオーブントースターでも代用ができるので、心配な方は選択肢としておすすめです。

電磁波を全く出さない電子レンジがあった

色々リサーチしていくと、全く電磁波を放出しないという電子レンジが見つかりました。

◆NEWグランシェフ

13万～14万しますね。

普通じゃ買えない代物でした。

…残念。笑

トレーナーMORITOの電子レンジへの対応

電磁レンジについては安全性は間違いないけど、結果、マイクロ波はまだ健康被害がわからないという状態が今の現状です。

私も一時期、電子レンジを使用しないように気をつけていた頃もありましたが、今では気にせずバンバン使用しています。笑

電子レンジはやはり便利です。

健康を気にするなら、電子レンジよりも気にしたほうがいいことなんてたくさんあると思うので私はそれ以外で頑張ることにしています。

日本自体がそもそも危険な国？

実は、日本は健康についてはかなり疎い国です。

世界的に見ると、マーガリンを販売しているのは非常に稀なことらしいです。

デンマーク、オランダ、ドイツなどでは販売事態が禁止となっています。

＞＞＞【体に悪い？】マーガリンはプラスチックという噂の真相を語る

日本は長寿国として有名ですが、健康寿命（自立して過ごせる期間）はあまり長くないのが現状です。

日本は食に困らない裕福な国ですが、健康な国とは言い難いですよね。

添加物や科学物質の使用限度や、食品の成分表への記載が緩かったりと、見えないところで危険性が高かったりします。

電子レンジが危険じゃないの？と疑う前に、もっと健康に必要なことってたくさんあると感じています。

電子レンジの危険性とは？まとめ

電子レンジの危険性について、うわさから解説していきました。

以下、まとめます！

◆電子レンジが危険といわれているうわさ

◆電子レンジは危険ではない根拠