こんにちは。健康運動指導士のMORITOです
過去フィットネスクラブの運営に携わり、現在は独立して個人で運動指導をおこなっております。
ジムに通ったことがある方は”INBODY”という体組成計を使ったことがあるのではないでしょうか?
身体の筋肉量や体脂肪量、それを部位別に見たりできる”自分の身体の分析ツール”のようなものです。
フィットネスクラブによってはINBODYを測定しても見方を教えてくれず、測定したらさようなら、という施設も多いです。
そこで、ご自身でもINBODYの測定結果をみれるようになればいいな、と思い記事を執筆させていただきました。
ぜひ最後までお付き合いください(^^)
INBODYとは?
INBODYとは、その名の通り、「カラダの中身」を測定する体組成計です。
フィットネスクラブや病院に設置されていることが多いですね。
以下引用ですが…
InBody(インボディ)は株式会社インボディ・ジャパン(英:InBody Japan Inc.)が日本国内で販売している医療機器・計量機器で、体の成分である体水分量や筋肉量などを測定する高精度体成分分析装置の商品名である。
※引用:Wikipedia
このINBODYの凄いところは…
・体脂肪量
・体内水分量
・タンパク質量
・ミネラル量
・総合評価
など多彩なデータをたったの1分ほどで計測してしまうところです!
しかも、筋肉量、脂肪量に関してはどこにどれだけ付いてるのかも確認できます。
例えば右手の筋肉量と左手の筋肉量ではわずかに違いがあります。
そこをg単位まで細かく把握できるのです。
筋肉量が「低い」「標準」「高い」のかどうか。
全身のバランスはどうなっているか?
ご自身のカラダの状態を事細かく把握できます!
INBODYはどこで測定できるのか?
このINBODYはあらかじめ問い合わせが必要かと思いますが、基本的な総合フィットネスクラブであれば測定が可能です。
私がINBODYを測定したことがあるのは…
・スポーツクラブルネサンス
・ティップネス
・市のトレーニング施設
意外と近くに設置している施設があるかもしれません。
運動施設には問い合わせてみるといいと思います。
ただ場所によっては有料のところもあるみたいです。
あるスポーツクラブでは1回「100円」で測定していただきました。
また、病院なども有料の事が多いみたいです。
一度問い合わせの上、ぜひ測定してみてください。
INBODYを測定した上でのメリット
このINBODYを用いて測定を実施してもただ数値を確認するだけだと特に意味をなしません。
このINBODYが本当の意味で活用されるには把握できたご自身のデータを運動や生活習慣に生かさなければなりません。
そこまでサポートをしてくれるのはやはり大手の総合フィットネスクラブです。
トレーナーが解説もしてくれますし、不明点もそこでつぶせます。
また、こちらも有料、無料で分かれるところですがトレーニングのメニューも作成してくれます。
作成してくれたメニューはご自身のデータを見たうえで作っているので
かなり信憑性も高いのではないでしょうか?
INBODYを活用してトレーニングメニューを作る
ではトレーナーはどのようにトレーニングのメニューを作成しているのでしょうか?
INBODYのデータをもう一度見てみましょう!
「筋肉バランス」の項目を見てください。
右手、左手、体幹(胴体)、右足、左足の順でグラフが並んでます。
このグラフは縦に一直線になるとバランス上では理想的です。
では上記のデータはどうなってますか?
③と⑤は縦ラインが並んでますので腕同士、脚同士で見た場合はバランスがいいと言えます。
が、脚のグラフの方が標準の枠の中でも高い位置にありますよね。
という事はこの方は脚の筋肉量が多いのです。
そして一番グラフで低い位置にある「体幹」部位がトレーニングのターゲットとなります。
次に両腕です。両腕と体幹の筋肉量が増えてくると「標準」の枠の中でも高い位置
で一直線に並びますね。その状態を目指していきます。
このサンプルだと筋肉量も多く、バランスも悪くないので参考になりにくいかも。
運動をあまりしていない方のINBODYはもっとバランスがぐちゃぐちゃです。
INBODYでみえてくる健康について
データの中には「タンパク質」「ミネラル」の表記があります。
タンパク質が必要値に足りているかどうか。
これは筋肉の肥大、つまり筋肉量を増やす上でかかせない栄養素です。
ここが不足していると最高のトレーニングメニューを活用したとしても
効果が出る事はないでしょう。
ミネラルについては幅が広いのでこの数分の測定でどこまで見てるのか気になり、実際にわたくしMORITOが「株式会社 インボディ・ジャパン」様にお電話し確認致しました。
お答えいただいたのは「INBODYではインピーダンス法を用いて微電流をカラダに流し電気抵抗から独自のアルゴリズムにて数値を算出している」とのことでした。ミネラルについては「このINBODYで確認できるのは”カルシウム”のみです。」という事らしいです。
カルシウムの量が不足していては確かにカラダに悪影響ですね。
他のミネラルの状態はさすがに分かりませんがこれが把握できるだけでも測定の価値はありだと思います。
INBODYを測定してあなたの健康に活かしてみませんか?
とりあえず、ある程度INBODYがどのようなものかご理解いただけたでしょうか?
もし興味をお持ちいただいたのであれば是非スポーツクラブに行ってみてください。
最初は体験や見学でも構いません。
INBODYをトレーナーと一緒に確認してご自身に今必要なことは何か知るだけでも価値はあります。
私はこのINBODYがきっかけで運動を習慣づけることが出来たので、みなさんも何かしらのヒントや新たな目標が見つかると思います。
モチベーションの大小は様々ですが、ぜひ一度測ってみてください。(*’▽’)
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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