【簡単】足関節の解剖学とアーチの役割について【筋トレマニア】

■足関節の解剖学~骨編~

 

足関節には片方なんと26個もの骨が集まって出来ています。人体の中でこと骨に関しては一番緻密に作られた場所だと言えます。

 

人体には206個の骨がありますから、足関節の骨を両方合わせるとなんと4分の1も占めています。(*´ω`*)

 

●足関節の解剖~前中後~

 

かなり数が多く把握するのが大変なのでまずは分解しましょう!
※字が汚くて申し訳ない!ペイント難し!!

 

足関節は「前足部」「中足部」「後足部」に分けることが出来ます!分解して覚えてきましょう!

 

①前足部

・第1中足骨から第5中足骨 ⇒ 親指から第1です。順番に覚えればいいです!

次いで、「基節骨」「中節骨」「末節骨」という順番で指の方へ流れていきます。

 

基節骨と中足骨の間を中足趾節関節(MP関節)と言います。

 

②中足部

 

・立方骨、舟状骨、内側楔状骨、外側楔状骨、中間楔状骨で構成されています。

楔状骨は3種類内、中、外です。覚えやすい!ちなみに「けつじょうこつ」と読みます。

足関節の中央部分なのでほとんど動かないです。関節可動域は小さめ。。

 

前足部と中足部の関節を足根中足関節(リフラン関節)と言います。

 

③後足部

 

・踵骨と距骨の二つで構成されます。

足関節の中では大きいサイズの骨です。

中足部と後足部の境目を横足根関節(おうそっこんかんせつ)⇒(ショバール関節)と言います。

 

 

■足関節の中の関節たち

 

●中足趾節関節(MP関節)

 

中足骨と基節骨の間の関節です。

背屈(重力に反して指が上がると)すると足底腱膜が緊張しアーチが高くなってその反動で推進力が増す!というものです。

これをウィンドラス機構と言います。

要はMP関節がしっかり可動してアーチを利用すると指先で素早く動けるよーーって感じです。(*´ω`*)

 

●足根中足関節(リフラン関節)

 

前足部と中足部の境目ですね。

一番可動域が少ない部分でもあります。

母指球付近の安定性に関与します。

 

なんか柔軟剤みたいな名前です。(/・ω・)/

 

●横足根関節(おうそっこんかんせつ)(ショバール関節)

 

中足部と後足部のつなぎ目です。

距骨下関節(足首のちょっと下)が動くときに作用します。

回内(内ひねり)の場合は柔らかく⇒柔軟性

回外(外ひねり)の場合は固く⇒緊張(剛性)

 

中足部の柔軟性と剛性に関わる関節です。変な名前ですね!(/・ω・)/

 

 

 

■足関節の解剖学~筋肉編~

 

続いては筋肉です。

筋肉は個人的にセットで見ていくと覚えやすいので是非参考にしてください。

 

①グループ

腓腹筋(ひふくきん)、ヒラメ筋

⇒ふくらはぎです。腓腹筋は結構大きくて(322㎤)です。筋肉のサイズランキングはこちら⇒筋肉の体積ランキング!大きい筋肉を鍛えるとダイエットに効果的!?

 

腓腹筋の奥ーーーーにヒラメ筋があります。

ちなみに腓腹筋の停止位置の腱の事を「アキレス腱」と言います。これは有名!

 

②グループ

長母趾屈筋、長趾屈筋

⇒ヒラメの更に奥ーーーにあるのがこの二つです。

長母指屈筋は足の親指を曲げる際の主導筋です。また、足関節の内反の作用もあります。

 

③グループ

短腓骨筋、長腓骨筋

⇒二つとも足関節の外反に作用します。捻挫した時にヤバイ方向です。外反捻挫は大けがになりえるので非常にヤバいんですが、そのヤバイ方向へ動かすときに作用します。

小指側に停止があります。足の裏まで伸びます。長腓骨筋の方が大きくて短腓骨筋の上から覆いかぶさっています。

 

④グループ

長趾伸筋、長母趾伸筋

⇒グループ②の反対と覚えましょう。(笑)

親指を反らせます。屈筋は折り曲げる方でしたので逆で覚えます。

母(長母趾伸筋)の方が親指担当。長趾伸筋の方が他の4本の指担当です。反らせます。

 

⑤グループ

前脛骨筋、後脛骨筋

⇒足首を動かく大きな筋肉です。

前に付いてる方が反らせます。(背屈、伸展) 後ろに付いてる方が折り曲げます。(底屈、屈曲)

 

■足関節のアーチ その役割とは?

 

大きく分けてアーチは3つあります。

「外側縦アーチ」「内側縦アーチ」「横アーチ」です。

役割は一緒で走行時や歩行時、ジャンプなどにおいてクッションの役割をします。

 

その中でも特に下肢の障害に繋がりやすいのが「内側縦アーチ」です。⇒土踏まず、ですね!(/・ω・)/

この内側縦アーチは「衝撃の吸収」「圧力の分散」を「柔軟と緊張」を繰り返しながら行いカラダを守っています。

このアーチが沈み込みすぎると大変危険で慢性的な下肢の障害に繋がりやすいと言われております。

 

これを防ぐためには「内側縦アーチ」を保つ働きをしている以下の筋肉のトレーニングが有効です!

  • 前脛骨筋
  • 後脛骨筋
  • 長母指屈筋
  • 長趾屈筋
  • 足底筋膜

走っている時に足が地面を蹴った後、親指がしっかり上に上がるとアーチが固くなり緊張した状態になります。そこから地面に接地した時にアーチが沈み込んで衝撃を吸収します。これがしっかり沈み込まない方に下肢の障害が多いです。

 

また、舟状骨が沈み込んでいる状態の足を偏平足と呼びます。

この場合も上記に記した筋のトレーニングを行ったり、インソールなどでサポートすることが必要です。

 

上記は特にランニングなどよく走る方には多い症状なのでしっかり予防することが必要です。

 

■足関節のまとめ

 

いかがでしょうか?

解剖からアーチの役割までをまとめました。

かなりざっくりではありますが実際にランニングなどをされている方には是非とも抑えておいてほしいポイントです。

まとめると・・・

  • 足関節の骨は前、中間、後ろに分かれている
  • それぞれの関節が存在する
  • アーチがクッションの役割をする
  • アーチの機能が損なわれていると下肢の障害に繋がりやすい
  • 鍛える筋は「長母指屈筋、長趾屈筋、前脛骨筋、後脛骨筋、足底筋膜」である。
  • 足関節に関与する筋群はグループに分けて覚えると暗記しやすい。
  • 偏平足はインソールがお勧め⇒できればオーダーメイドがいいです。

 

こんな所でしょうか。

歩く走る飛ぶという基本動作に関与する部分ですが細かい所になるのでこれでもほんのさわりです。

私も足関節をもっと見ていきたいと思っていますので今後改めて第二弾を発信したいと思います。

 

お付き合いいただきありがとうござます。

お役に立てれば幸いです。

 

MORITOでした。(/・ω・)/

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