スポーツジムの経営は大変??やってみて分かった成功の秘訣!




 

フィットネス

こんにちは。
MORTOと申します。

 

 

私はある大手企業のフィットネスクラブ(スポーツジム)に努めていた経緯があります。
実際に働いて気付いた事やいろいろなスポーツジムを見ていてもったいないと感じる箇所が多々あるため、今回はそんな経営者様たちの少しでも助けになればと思ってます。

 

スポーツジムの経営は楽ではない!?

 

一言でいえば・・・
「こんな大変な仕事だったのか!」

と頭を悩ませる事ばかりです。
大手の企業では離職率も非常に高く
自分の時間もほとんど勉強にあて自由な時間も少なる傾向にあります。

 

結論から述べるとスポーツジムは”やりがい重視!利益は苦労に比例する!”感じております。

 

ですがそんな中でもどこにスポットを当てるべきなのか。
成功するために売り上げをどう確保するのかを私の視点でご提案させて頂きます。

 

スポーツジムの主な収入源とは?

 

スポーツジムの主な収入源は”会費収入”です。
お客様がジムに通うため毎月収めてくださる会費の事なのですが、この金額設定がまず一つのカギになります。
あなたのジムの方向性や特色、運営している地域の収入レベルに応じて、また近辺のジムの会費と比べて慎重に会費を設定しましょう。

 

市役所にて依頼をすれば地域の世帯別の収入格差の表、グラフを頂くことができます。
私はそこで地域の大まかな年収を把握してました。

 

ジムの規模が総合型(スタジオ、プール、お風呂など総合施設として運営している)の場合であれば近辺の総合型のスポーツクラブの会費を確認してください。大きな差がない金額で設定します。

 

例えば、いつでも使える会員種別であれば一番高値で金額を設定しましょう。
そこから、お昼間だけご利用できる、夜間だけ、土曜日曜祝日だけ、と時間を限定的に設定して金額の調整をかけます。

全日ご利用コース営業時間内いつでもご利用いただけます。¥12000
平日ご利用コース月曜~金曜の9:00~18:00までご利用いただけます。¥8000
夜間ご利用コース月曜~金曜の18:00~24:00までご利用いただけます。¥8000
土、日、祝日ご利用コース土、日、祝日のみ終日ご利用いただけます。¥6500

 

上記はざっくりとしたイメージですがこのように時間を制限することで選ばれやすい状態を整え、もし仮に施設のキャパ(箱)が狭ければ混雑の状況のコントロールもできるわけです。

 

小規模施設と総合型施設の勝負どころ

 

上記の表は総合型の大きな施設のイメージです。

 

例えば小規模でトレッドミル(ランニングマシン)が5台以下。
マシンも10台以下でパーソナル(個人指導)をメインで打ち出している場合だと考え方が変わってきます。

おそらく小規模で個人指導メインだと常時お客様がジムを利用する環境としては満足するものを提供できないと予測されます。

 

なぜなら単純に狭い状況、且つトレーナーはプラスでお金をお支払いしているお客様を優先せざる負えないからです。

常時開放型の施設を利用するだけであれは市の体育館などを使えばいいわけでそこに行くメリットを見つけにくいのです。
※仮に運営中に個人指導とは別にトレーナーを配置し運営ができるほど人件費を使えるのであればまた話は変わってきます。

 

 

小規模のジムに限ったことではありませんが、スポーツジムの経営のミソは・・・

①いかに客単価を上げるか
②継続して通っていただけるか
③販促費を抑え、口コミでお客様を獲得できるか

が重要です。

 

 

小規模の形態だと数でカバーすることが出来ないので①の客単価と②の継続が特に重要です。

 

具体的な金額と月間のランニングコスト

 

例えばジム(箱)の家賃が12万円。
9時から24時までの営業として少なくともアルバイトでトレーナーを5人は確保。
人件費は時給900円で1日15時間の営業。トレーナーを一人配置して月間で休館日を4日設定。
26日稼働させると人件費で35万円です。

 

諸経費や夜間の加給を考えると40万見ておくといいでしょう。

 

電気代、やマシンをリースで入れていればその分のランニングコストも含まれます。
当然マシンは故障することも多いので修繕費用も発生します。

 

月間のランニングコストは55万~65万を考える計算です。

 

 

その金額を超える分がオーナーであるあなたの収入になるわけですね。

いつでもご利用いただける会員様を先ほどの金額で計算すると50名確保できても
殆ど赤字。70名ほど確保できればあなたにも生活できる程度の利益が入ります。

 

■12000円×70人 = 840000円

840000円ー600000円(ランニングコスト)=240000円(オーナー様取り分)

 

上記の通りですが減額の会員種別があったり、会員様が辞めてしまえば金額が大きく変わります。

 

 

会員様が大量に増えればその分収入も上がりますので夢があるとも言えますね。

 

 

お客様を如何につなぎとめるか。継続していただくコツ

keizoku

誰もかれも何か一つの事を継続するのは大変です。
私も筋トレをしてみたり、毎日15分勉強しようと決めたり、2日に1回ブログを更新しようと決めたり・・・

継続することってすごく難しいですよね。

 

スポーツジムで考えると運動がどれだけ好きでも1年続ける方は限られます。
私の運営していたジムではデータアベレージで55%。悪い時だと45%まで落ち込みます。

100人入会しても1年以内に半分になるという事です。

 

どうすれば続けて運動できるのだろうか・・・すごく考えましたしいろいろ試しました。

ですが・・・答えは残念ながらありません。
コツはないのです。

 

 

ですが分析することで傾向が分かり、どうすることが唯一の方法なのか。私なりに答えは出ています。

一人ひとりのモチベーション(動機)は様々です。

 

ご退会の際に目標を達成してうれしい気持ちで辞めてくれるのであればこちらも快く送りだせますが現実そうはいきません。

 

ご退会の主な理由は・・・
・時間がない、忙しい
・金銭面の余裕がなくなった
・引っ越し、転勤、妊娠
・家族の介護、家庭の事情
・目標達成した

 

・・・などなど。特に見て頂きたいのは「時間がない」「忙しい」という理由です。
言い換えると「続けられない」「めんどくさい」「効果が出ない」「やる気がない」「運動が辛い」・・・eat

 

 

ネガティブ且つ自分に甘えてしまったり、我々トレーナーがサポート不足で助けて差し上げられなかったという完全なる”負け”の理由なのです。

 

ここが継続を促すポイントと考えます。
仕方ない事象に目を向けたところで意味をなしません。

 

どう人のモチベーションを維持するのか。我々がどうサポートできるのか。
人対人の心のつながり、信頼関係が重要なポイントでここがこのお仕事のやりがいなのです。

私はご来館しているお客様に一人ひとりお声かけさせて頂きます。

「最近のトレーニングの調子はいかがですか?」

 

「何かお困りはございませんか?」

 

「マシンのご利用方法はご存知ですか?」

 

「もっと効かせるコツがありますよ!試してみませんか?」

 

「最近痩せてきましたね!効果出てますよ!」

 

「久しぶりにお見えになりましたね。忙しかったですか?」

 

何でもOKです。

 

 

昨今AIにとって代わってしまう様々な作業、業務。
トレーナーの醍醐味、人であるからこそ戦えるゾーンは人と人のつながりです。

ジム内のハードにも目を向けて

toreninngu

具体的な金額や継続、運営する上での基盤となる考え方をお伝えさせて頂きました。

 

 

 

 

私はいろいろなジムに視察を含めてトレーニングに出向くのですが、意外と抜けがち。
「ハード(施設、ツール)の抜け目」です。

 

清潔な施設は紹介するに値する

 

施設を運営する上で欠かせない清潔感。

 

 

飲食店に限らずスポーツジムもキレイに越したこはないです。

私が責任者としてこだわったのは清潔な施設。
スタッフ全員にこの意識を徹底して植え付けました。

 

 

お手洗いは仕組みとしては1時間に1回の清掃。それ以外でも手が空けばすぐに清掃に向かいます。
ジムの誇りも意外と近くで見るとよく目立ちます。特に高い位置、普段見えないところ。。
よく観察してみてください。

 

床の汗染みはありませんか?

ジムの入り口は清潔ですか?

マシンの溝は?サビてきてませんか?

レザーは汗の匂いで臭くありませんか?

ランニングマシンの内側、溝は汗が固形化してなかなか落とせません。毎日拭きましょう。

ダンベルの持ち手は意外と汚れます。人が触る部分は営業中にも何度も何度も拭きます。
清掃中の姿は誰が見ても嫌悪感を抱きません。清掃中の姿をどんどん見せましょう。

人の目線が集まるのはどこですか?埃があればマイナスポイントです。

施設の照明が当たる部分は埃がよく目立ちます。

冬は乾燥して埃の塊が床を徘徊しだします。

 

 

 

私はいくらお客様から「きれいだね!」とお声を頂戴してもまだまだです。と返答してました。
一日の営業でジムは恐ろしいほど汚れてしまいます。

 

オーナーの皆様はジムをお客様視点で確認してください。

 

導入するマシンはどう選定する?

 

すでにマシンを導入しており、今からマシンを選びなおすのは難しいと思います。

が、今から選定できるのであればおススメというか、私なりのポイントを参考にしていただければと思います。

 

 

がっつりトレーニングをしてきたトレーニーの皆様がオーナーをなさる場合はきっと・・・

 

 

 

「このレッグプレスが
お尻に効くんだよ!(*´ω`*)」

 

 

「トレッドミルは自走式に限る!(*’▽’)」

 

 

「大好きなメーカーは〇〇社!(^_-)-☆」

 

 

・・・のようにある程度好みと傾向が固まっていると思います。

 

 

が!もし様々なメーカーのマシンを使用した経験があるのであれば一度その概念をリセットしてください。

 

 

 

運営の視点でマシンを選定する場合、大事なのは「いかに故障しないか!」です!

 

丈夫なマシンを選ぶことが非常にダイジ。

 

あとはアフターサービスに力を入れていて、マシンの部品発注の対応が早い事。
海外製品は見た目もかっこよく、スマートで憧れますが、故障した際に部品の納品まで1か月~2か月はザラです。

 

 

 

 

日本製品で上部なマシンを選びましょう。
複合型のマシンはキャパが狭く、予算が少ない時に有効ですが、マシンの関節(つなぎ目、稼働する部分)が多くなると故障が多発します。これは経験則からはっきり言えます。

 

 

 

 

また、マシンのフレームがちゃっちいことがあります。素材が軽く、ネジとフレームの固定部が薄っぺらいもの。
メンテナンスでスタッフが壊してしまうこともよくあります。

①関節が少ない事
②メンテナンスが容易な事
③日本製である事
④アフターサービスがしっかりしている事
⑤フレームがしっかりした素材である事

 

 

 

上記5つのポイントは非常に有用な情報だと自負してます。
高校時代は工業を専攻しておりマシンの修理は大体私が個人で行ってきましたので・・・

 

 

 

結局スポーツジムは立地である

toti

 

 

さまざま経験則と持論を語ってきましたが結局スポーツジムは”立地”です。

悲しいかな最強の選ばれる要素は立地なのです。

 

通いやすいことに勝る要素はありません。金額の差も正直どっこいどっこい。
他社に差をつけても金額で選ばれているジムは継続率が底辺です。
※初期費用を無料にキャンペーンした時の入会者は継続率が極端に低い。。。

 

 

 

今からジムを設立する方は是非人口の比率、移住率、住宅街なのか駅地下なのか。
商業施設内、もしくは近くにあればどの年代が利用しているのか。
ジムのターゲットはどこのだれをイメージしているのか。

 

 

 

 

検討するに越したことはありません。。。

 

お客様の販促方法 お店を知ってもらうために

hannsoku

 

お客様が一時的に集まり、運営が上手くいっていても常にリスクに備えておかなければなりません。

継続が難しいと述べた通り、辞めていく方の分は入会の獲得で補填していかなければジムの存続は難しくなります。

 

 

 

新規のお客様(入会)をどう獲得するかは常にオーナー様が考えなければならないジム運営の肝です。

 

チラシを作って配ればいいわけではない

 

販促と言えばHPやチラシが思いつきます。

どちらもそれぞれメリットがあり、デメリットもありますが活用するのはありでしょう。

 

■チラシのメリット

・ご年配の方にヒットしやすい
・数がさばけるので広い範囲を網羅できる

 

 

■チラシのデメリット

・高額
・手間がすごい
・1000部まいても入会は一桁あればいい方
・訴求する武器がなければ不発

 

 

 

チラシを考えるのは非常に時間を費やします。

私も大変でした・・・

手ごたえも感じにくく販促費の方が気になる始末。
ただインターネットを活用しないご年配には有効なので人口比率で年齢層を見て配布ゾーンを選定してました。

 

 

 

■HPメリット

・若者へヒット
・手軽である
・金額もサーバー代、ドメイン代のみで年間5000円程度

■HPのデメリット

・ご年配には響きにくい

HPはやはりおススメです。
経費も少なく運営も楽です。
基本はこのHPとSNSを結び付けて認知を高める方法をとりましょう。

 

 

 

口コミで紹介していただく

そして冒頭でも述べたのですが理想は口コミです。

 

 

 

知り合いからの紹介だとスポーツジムの信頼度がその紹介してくださった方の信頼度に値するのです。
皆さんも友人や家族が「これいいよ!」と言ったものって信用しますよね?

 

 

 

そのためには施設や我々人、トレーナーを「いいな!」と思っていただかなければなりません。

 

そのための繋がりを重要視しつつコミュニケーションをとり、施設は常にピカピカに保つのです。

 

 

 

また、せっかくのご紹介なのでご入会者様もご紹介者様も特典を付けて差し上げてください。
月会費の限定的な減額や簡単な物でもいいと思います。
タオルとか、ペットボトルホルダーとか。ジムや健康に通ずる方がいいですね。

 

 

 

スポーツジムの運営を続けてくために・・・

 

オーナー様はする事が膨大で非常に大変なお仕事です。

 

 

常に会員様の出入りは把握が必要ですし、平均何か月継続して頂いてるか目を光らせその都度策を打たなければなりません。
施設の清潔さもオーナー様の目線が基準となるし、トレーナー育成のために自身のトレーニングを欠かさず、常に知識をインプットしておく必要があります。

 

 

 

人の採用、確保。販促媒体の管理。業者や委託者とのやり取り。マシンの修繕や施設の管理。

 

 

ジムが続いていけば周年イベントなどの催しも必要です。

 

トラブルや突発的な出来事の対応。防犯。

 

最新の技術や最新の情報を取り入れるかどうか予算と相談し検討しなければ発展も少ないでしょう。

 

これだけ大変な職業ですがやりがいはあります。

 

 

人の健康に携わるお仕事ですから直接社会貢献しているのは言うまでもありません。
直接お客様からうれしいお声も頂戴します。
人の喜びがダイレクトに返ってきます。

 

幸せのルーティンが回れば自己の幸せも実現できるでしょう。

 

 

是非スポーツジムを運営する際はすべて外部に委託するのではなく、ご自身でも中身の経営に携わってほしいと思っております。

皆様のお力で地域を、日本を健康にしていきましょう!

 

お役に立てれば幸いです。

 

*******************************************************************************************************************************

タイトルとURLをコピーしました