【ペプチドとは？】アミノ酸との違いは？意味や種類をトレーナーが解説！

「ペプチドってよく聞くけど結局なに？」

という質問を受けました。結構マニアックですよね。ｗｗ

結論、ペプチドとは「たんぱく質」をめちゃくちゃ細かくしたものです。

たんぱく質についての重要性は皆さんご存じの通りだと思います。

そこで、以前こんな発信をしました。

ダイエットでは、もはや常識ですが、たんぱく質の摂取が足りないと筋肉の減少を招くかもしれない。

普段から意識してたんぱく質を身体に補充しておく必要があります(^^)

✅魚
✅鶏肉
✅大豆食品

食事に組み込んで筋肉減少を防ぎましょう！#ダイエット　#たんぱく質　#アミノ酸　#ペプチド

— もりと ＠ ダイエットコンサルタント (@kenkou1999) September 16, 2020

たんぱく質が大事なのですが、その前にペプチド（ペプチド結合）を理解することで栄養素の知識が深まります！

ペプチドとは？アミノ酸やたんぱく質との違いとは？

結論からお伝えすると、アミノ酸が複数集まると”ペプチド”と呼ばれます。

アミノ酸の複数形みたいなイメージでOKです。

んじゃ、アミノ酸ってなんなの？って感じですね。

アミノ酸はたんぱく質の最小単位のことです。

アミノ酸も結局、たんぱく質の細かいやつで極端に言うとペプチドと同じです。

アミノ酸が一番小さい状態を指す言葉で、集合数に応じてペプチドと呼ばれるんです。

ペプチド、アミノ酸、たんぱく質を大きさのサイズ順にすると…

ペプチド結合とは？

アミノ酸とアミノ酸をくっつける作業のことをペプチド結合と言います。

ちなみにアミノ酸は全部で２０種類くらい。

その中のアミノ酸がペプチド結合により、くっついて５０個以上になると「たんぱく質」と呼ばれるようになります。

ちなみに以下はWikipediaの解説です。

アミド結合のうちα-アミノ酸同士が脱水縮合して形成される結合である。分類上は2級アミドに分類される。また、タンパク質中でもα-アミノ酸が連続していない場合はペプチド結合と呼ばれず、単にアミド結合と呼ばれる。
アミド結合は強固な結合であり、加水分解は強酸性や強アルカリ性の条件でしか起こらない。しかし生体内にはペプチド結合のみを選択的に加水分解する酵素ペプチダーゼ、プロテアーゼが存在し、これらの中には中性に近い生物の体温程度の温度でかなり迅速にペプチド結合を加水分解することができるものもある。

引用：Wikipedia

ペプチド結合を簡単にまとめると、たんぱく質が”ペプチド結合”することにより、立体構造を作り出すことをいいます。

その立体構造のことを”たんぱく質”と呼びます。

ペプチドとは？ペプチドを深く知るにはアミノ酸を知るべし

ペプチドについて知るにはアミノ酸を知るのが近道です。

先ほどアミノ酸は２０種類だとお伝えしました。

その中でも「身体の中で作れるアミノ酸」と「食事から摂取が必要なアミノ酸」の２つに分けられます。

非必須アミノ酸とは？

身体で合成し、作り出すことができるアミノ酸です。

が、少々しか作り出せないので食事からも摂取したいアミノ酸です。

必須アミノ酸とは？

身体で作れないので食事から摂らないといけないアミノ酸。

これは暗記しておいていいレベルで超重要です(^^)

アミノ酸スコアとは

アミノ酸スコアは先ほど紹介した「必須アミノ酸が含まれている割合をスコア化したもの」ですね。

アミノ酸スコア１００の食品を食べれば必須アミノ酸全てを摂取したということになります。

■アミノ酸スコア１００の食品

他にもありますが、肉系、魚系がほとんどです。

ちなみにプロテインもアミノ酸スコア１００です。

アミノ酸スコアが高い方が吸収率もいいので１００のものから厳選して摂取するのが理想です。

身体の健康を考えた上でプロテインランキングも作成してます。

ぜひ覗いてみてください。

＞＞＞プロテインランキングTOP３

ペプチド（ペプチド結合）とダイエットって関係あるの？

筋肉の量が減れば「基礎代謝」が下がります。

基礎代謝が下がれば体脂肪が蓄積しやすくなりますよね。

ペプチド、ペプチド結合って結局なに？まとめ

ペプチドは”アミノ酸が２つ以上くっついたもの”でした。

たんぱく質を分解するとその数によってペプチドと呼ばれます。

また、ペプチドがくっつくことをペプチド結合といい、ペプチド結合でできた立体構造のことをたんぱく質をいいます。

食品でこんな宣伝文句みたことありませんか？

これ全部、たんぱく質だよーってことです。

ペプチド結合について理解した上で、商品をコンビニで探してみるのも楽しいかもしれません。

では、今回はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。