こんにちは。健康運動指導士 兼 アスリートフードマイスターのMORITO(Twitter)です。
ダイエット中の女性で意外に多くの方が悩んでいる”ニキビ”。…大変ですよね。
ジムの現場でよく以下のような質問と悲鳴を聞きます。
「ニキビがめっちゃ増えた…。タスケテ…。」
「最近ニキビが多いんだけど、ダイエット始めたから?」
きっと本記事にたどり着いた皆さんも同じような悩みを抱えていると思います。
・ダイエットでなぜニキビが発生するのか知りたい
・ニキビのスキンケアの方法が知りたい
上記のような疑問にお答えしていきます。
3分ほどで読める内容なので、ぜひ最後までお付き合いください。
間違ったダイエットをするとニキビができやすい?
正しい知識を知らずに、過度な食事制限など間違ったダイエットをするとニキビができやすくなります。
正しいダイエットをしないと、反動で過食になり栄養バランスが偏ったり、ストレスからニキビに繋がります。
次の章から、ダイエットのニキビの関係性について深堀りしていきますね。
ダイエットが関係してる?ニキビの7つの原因とは?
ダイエットするとニキビができる7つの原因について紹介します。
・ダイエットすると好転反応が起こる
・乾燥している
・睡眠の質が低い
・紫外線のダメージ
・気候の変化が関係している
・ダイエットがストレスになっている
それぞれ解説します。
ダイエットのせいで偏った食事になっている
ダイエットのため過度に食事制限をしてしまうと、栄養が十分に取れず栄養バランスが偏ってニキビができてしまいます。
美肌に欠かせない栄養は下記のものです。
・ミネラル:肌の再生、ハリのサポート。
・タンパク質:身体の細胞を作り、いきいきとした健康な肌に。
・食物繊維:善玉菌を増やし、腸内環境をきれいに。
ダイエットすると好転反応が起こる
ダイエットをすると、分解された老廃物を体外に排出するために、少しの間ニキビが増えたり、肌荒れが悪化することがあります。
このようにダイエットをして体が健康になる過程で、一時的に症状が出ることを好転反応と言います。
なお、好転反応でできたニキビは一過性のものなので、5日ほどで自然に治っていきます。
好転反応によるニキビは、ダイエットの前後の食生活のギャップが大きいほど症状が出やすくなります。
ニキビを予防するためにも、いきなり摂取カロリーを減らすのではなく、少しずつ徐々に摂取カロリーを減らすダイエットをしましょう。
乾燥している
冬になると空気が乾燥し、肌も乾燥しやすくなります。
肌が乾燥すると、潤いを補おうとして皮脂の分泌を過剰に促し、皮脂が出すぎてしまいます。
そのため、毛穴づまりをおこし、ニキビができやすくなります。
特に冬は要注意ですね!
睡眠の質が低い
夜ふかしや睡眠不足、浅い睡眠を続けるとニキビができやすくなります。
なぜなら皮膚は寝ている間にダメージを修復して新しい皮膚を作っているからです。
寝る直前までスマホやTVなどのブルーライトを見ていると、メラトニンの分泌が抑制され、睡眠の質が低くなります。
そして、睡眠不足になると食欲が増しやすくなります。
睡眠が足りないと、満腹感を知らせるホルモンであるレプチンの分泌が減り、食欲を刺激するグレシンの分泌が増えます。
睡眠については別の記事でも詳しく紹介しているのでぜひチェックしてください。
>>>トリプトファンとは?摂取量とタイミングで睡眠の質が変わる!
>>>【睡眠】メラトニンの効能と作用は?分泌される時間は日光で決まる?
紫外線のダメージ
紫外線のダメージによるニキビの影響を紹介します。
ニキビの原因は主に3つあります。
②過剰な皮脂
③アクネ菌の増殖
紫外線はこれら3つの原因に悪影響を与えるため、ニキビができやすくなったり、ニキビが悪化したりします。
気候の変化が関係している
季節の変わり目に肌荒れは起こりやすいです。
なぜなら、朝晩の気温差が激しい時期や室内と屋外の気温差が大きい時期だからです。
寒暖差が大きくなることで、うるおいを守る肌のバリア機能が低下して、乾燥やかゆみ、ニキビ、肌荒れに繋がります。
ダイエットがストレスになっている
ダイエットによる食事制限で感じるストレスも、ニキビが増える原因の1つです。
人はストレスがたまるとコルチゾールというホルモンが分泌され、血糖値が上がり、その上がった血糖値に応じてインスリンが分泌されます。
インスリンは血中の糖を脂肪に変えるという働きがあり、ストレスが原因で脂肪が増えてしまいます。
特に短期間でダイエットの効果を得ようと無理をすると、大きなストレスがかかります。
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ダイエット中のニキビ対策!効果的な5つの方法を紹介
ダイエット中のニキビの原因がわかりましたね。
続いては、ダイエット中のニキビ対策を5つ紹介します。
・正しいスキンケアをおこなう
・睡眠の質を改善するためにお風呂につかる
・リラックスできる環境をつくる
・ハードすぎない運動をおこなう
それぞれ解説していきます。
ビタミンB2を摂取する
ダイエット中は総摂取カロリーが減るため、通常の食事より脂質の摂取量も減りがちです。
しかし、脂質は血液やホルモン、ニキビのない肌を作る素材になる大切な栄養源です。
そこで大切なのが、脂質をスムーズにエネルギーに変えること。
ビタミンB2は、脂質がエネルギーになるのを助けるので積極的に摂りたい栄養です。
■ビタミンB2を多く含む食べ物
・ハツ
・鶏卵
・焼海苔
・アーモンド
・納豆
低カロリーでタンパク質も摂取でき、ダイエットにも効果的な食材ばかりです。
ダイエットのためカロリーを抑えつつ栄養バランスを整えるには、プロテインバーを食べたりプロテインを飲むこともおすすめです。
プロテインとはタンパク質を補給できる栄養補助食品です。
タンパク質は食欲を抑えるホルモンの分泌に関わっており、このホルモンが不足すると食後の満腹感が満たされにくくなります。
そのため、ダイエットのためにはタンパク質をしっかり摂取することが大切です。
また、含まれているのは、タンパク質だけではなくビタミンやミネラルなど様々な栄養素が含まれており、ダイエットと美肌に繋がります。
正しいスキンケアをおこなう
ニキビ予防のためには、日焼け止めをおすすめします。
SPFの数値やPAの+が多いほど紫外線を防ぐ効果は高い一方で、肌への刺激も増します。
そのため、屋外でレジャーをするときと日常生活で使い分けましょう。
・日常生活:SPF30 PA++
上記はあくまで目安です。
また、日焼け止めだけではなく、保湿も大切です。
化粧水で水分を与え、乳液で油分を補います。
そして、目や口周りなど特に乾燥しやすい部分にクリームを塗ると効果的です。
睡眠の質を改善するためにお風呂につかる
お布団に入る2時間前にお風呂につかることで、体温がゆっくりと下がり、自然に睡眠へ導入しやすくなります。
そうすることで、睡眠の質が上がり、ニキビ予防や肌荒れ改善に繋がります。
お風呂に浸かる際は、40度前後のぬるめのお湯につかることで、副交感神経が働いて気分を落ち着かせてくれる効果があります。
リラックスできる環境をつくる
ストレスを抱えている人はニキビができやすいです。
好きな音楽を聞いたり、1人の時間を作るなど、1日の中でオンとオフを切り替えてリラックスできる寝る前の習慣を作りましょう。
ハードすぎない運動をおこなう
ウォーキングや水泳、サイクリングなどの有酸素運動は、血液の流れを活性化し肌のターンオーバーを促し、ダイエットやニキビ予防の効果があります。
筋力トレーニングなどの無酸素運動は、年齢に関係なく筋力を高めたりダイエットすることができます。
主な例として、自重を活かしたスクワット、腕立て伏せ、腹筋などです。
筋トレのメリットとしては、ダイエット効果だけでなく、他にもたくさんのメリットがあります。
筋トレをするメリット
・質の良い睡眠が取れるので、ストレス解消になる
・成長ホルモンの分泌が増え、肌のターンオーバーが活性化される
・基礎代謝が上がり、ダイエットになる
・ボディイメージが変わり自信がつく
・筋肉がつくことで腰痛などの慢性痛が楽になる
メリットはたくさんあります。
しかし、いきなりハードすぎる運動をしてしまうと、逆にストレスになりダイエットを続けることが難しくなります。
毎日少しずつ無理のない範囲で始め、徐々に運動量を増やしていきましょう。
ダイエットの種類はたくさんあるのであなたにピッタリのダイエットを選択するとよいですね。
>>>【食事がカギ】ダイエットの種類13選!あなたの肥満タイプから導く痩せる方法一覧
ダイエット中のニキビの原因と対策まとめ
今回はダイエットとニキビの関係についてお伝えしました。
ダイエットしつつニキビを治すには食事、スキンケア、運動、睡眠など基本的なことが大切です。
少しずつできるところから、実践してみてください。
公式LINEでは上記のようなダイエットと健康に関わる情報を発信しています。